あなたの好きな薔薇は?アンケート結果

人気ブログランキングと言うサイトで「あなたの好きな薔薇は?」と言う
アンケートを2月16日から取っていました
3月14日で締切らせて頂き,その結果について書いていきたいと思います。

約一ヶ月の間アンケートを取らせていただきましたが
択一の選択肢への回答が76件、コメントは56件も頂きました
ご協力有難うございました

さて投票結果ですが
第一位イングリッシュローズ
第二位オールドローズ
第三位モダンローズ
第四位日本の育種家の薔薇
第五位その他
第六位フレンチ

と言う結果ですが・・・
おそらく違和感を覚えた方が多くいらっしゃったのではないかと僕は思っています。汗

何故かと言うと
分類を大きく分けるのなら、原種(ワイルドローズ)、オールドローズ、モダンローズのみで良いと思います
選択肢の中のイングリッシュローズ、モダンローズ、フレンチ、日本の育種家の薔薇の四項目は全てモダンローズなのでした

まず原種(ワイルドローズ)は人為的な交配がされてなく、元々自然界に存在してきた野生種、古から生きてきた薔薇ですね

そしてオールドローズは古くから利用を目的に栽培、園芸を目的に栽培されてきた薔薇の事を指すのだと僕は思っています
ガリガ・ダマスク・アルバ・センティフォリアという系統の薔薇、古くから存在する薔薇から交配され
チャイナ系の薔薇が導入されたことにより四季咲きが増え
ハイブリッドパーペチュアルとティーの交配によって
ハイブリッドティーローズ(HT)第一号 ラ・フランスが1867年に誕生した
このバラの誕生を境にこれ以降をモダンローズ、それ以前の薔薇をオールドローズと呼ぶようになったとされているのは有名な話



系統図や歴史を見るととオールドローズの歴史はバラ栽培が盛んに行われていた
イギリスを含むヨーロッパの薔薇の歴史と捉えるのが正解だろう
どう伝えられ、交配から系統が生まれ、他国のバラがいつ導入されてきたのかなど
導入されたバラに系統の名前を付けたのもヨーロッパに入ってからだろう

1867年でオールドローズとモダンローズは分けられたものの
1867年以降でもORの系統の薔薇は誕生している、交配上の理由からだろうが
この辺はきっちり分けられている訳ではなく少し曖昧
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(ORマダムピエールオジェ 1878年)

ちなみに1867年~HTの名花ピースが誕生する1945年までのHTを
アーリーモダンと呼ぶようです、この時代は最近のハイブリッドティーローズ(HT)とは違い
整形的な花ではあるものの、高芯咲きとカップ咲きの中間のような容姿をしていて
花と葉はORの面影を残している
ただアーリーモダンは分類ではなくあくまでモダンローズ

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(つるマダム カロリン テストゥ アーリーモダンと言われる時代1890年作出、画像は情報提供者からお借りしています)




モダンローズと言うとHTを思い浮かべるかと思うが、HTが誕生した事でモダンローズの時代が訪れたので
そう思ってしまうのはいたし方ないが、ハイブリッドティーもフロリバンダもシュラブもクライミングも
1867年以降はモダンローズになる、アイスバーグがどの分類か判らないと記載されていた方も居ましたが
アイスバーグはフロリバンダ、クライミング共にモダンローズです。
投票でもHTの名前を上げる方が多かったが長きに渡り一世を風靡し、名花が多く誕生している系統である
ハイブリッドティーローズは整形的な高芯咲きで有名だが
薔薇は元々の性質で言えば非整形花の形質
整形的な花を交配で作り出すのはとても難しい事だと書いてあるのを読んだことがある
オールドローズの時代は整形的な花はあまり無く、バラと言われると想像するこの高芯咲き
当時整形花は非常に珍しく持て囃され、更に美を追求すべく交配が行われてきたのだろうと考えられる
当たり前のように感じていた花姿だが、難しい交配の上に誕生した至高の美を見てきていたのだった。

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(HT ピース 1945年)
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(HT ピース)

ここで何故モダンローズをフレンチ、と呼ぶのかというのも考えてみたい
フレンチが出てきた時点で、え?じゃあドイツの薔薇は?アメリカの薔薇は?と思ってしまった方も居るかもしれないが
フレンチローズのカテゴリは日本のみの呼び方だろうと思うが、フランスの薔薇ではなく
ERが流行ってから生まれたオールドの容姿を持った薔薇のシリーズ
デルバールのスヴニールダムールやギヨーのジェネロサなどがそう呼ばれるようになり、ドリュなんかも仲間入りした
と言うよりも、ある意味販売戦略でブランド化された呼び名といったところだろうか?
メイアンはフランスのバラだが、この中には入ってない事が多く、モダンローズなのだろうと僕は思う
明確な決まりがあるわけでも無い、曖昧な呼び名だと思う

そしてイングリッシュローズ
選択肢の中でER(イングリッシュローズ)はイギリスの薔薇ではなく、デヴィッドオースチン氏の薔薇のみを指している
これもよく考えると妙な事だが、日本バラ会ではERのみEngと言う系統を設けていると見た
これはとても凄い事だと思う、通常はHTやFLなど様々なブランドを含めて系統表示するが、ERだけは一つの系統としているようだ
ERが世に注目された事で、各ブランドへの影響、そしてそれまで忘れ去られていた
オールドローズまでも注目されるようになった事、ERの登場は薔薇の世界に大きな変化をもたらしたが故だろうか
ERはモダンシュラブと言われているが、国際登録ではシュラブローズとされているようだ
このシュラブと言う系統はERが出てきてからERやORの樹形を表す事が出来ず、新たに設けられた系統のようだ
ちなみに国際的にはERは系統ではなくモダンローズのシュラブという位置づけ
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(セプタードアイル 1997年)

日本の育種家の薔薇と言う選択肢は解りやすいですね、読んだまま日本人が作出した薔薇ですね



奇妙な選択肢について少し説明させて頂きましたが(前置きが長い)汗

投票ではイングリッシュローズが一位でした
そこで僕はイングリッシュローズファンなので やった~!とかそういう事ではなく
もちろん嬉しいですが、僕のブログ自体がERやOR贔屓なブログなので似た趣味の方が投票しやすいと思っていました

ブログ内でも何度もしつこくコメントを重視しているので、と書いてきました
選択肢を作って投票するアンケートなので一応選択肢を作りました、しかしそれは言わば餌、いや罠
じゃなくて・・・まあいいです。汗



本当に知りたかったのは あなたのオンリーワンの薔薇でした

コメントの中で系統ではなく個体個体で好き嫌いがありますし、年齢によって好みがかわります。
と仰られていた方が居ました、当然ですよね、答えにくいアンケートに答えてくださって本当に感謝いたします
知りたかったのは人気ではなく、どれを選んでも良かったのです
好きなバラに系統や分類の人気、どこの国の薔薇など関係ないですよね、なのでコメントをしつこくお願いしていたわけです。
ちなみに最初はお気に入りの薔薇は一つのみ回答でしたが、後で一品種のみでは回答しにくいだろうと複数回答可にしました(笑)

僕は栽培者の方それぞれに大きな感動、影響を与えた薔薇がどんな薔薇なのか知りたかった
そしてそれをこの記事にする事で多くの方にそんな薔薇を知っていただけたらと思いアンケートをとってみました
ブログで問いかけても良いですが、アンケート形式の方がずっと回答率が良いのではないかと思ってのことですが
やはりその考えは正解でした。

そんな薔薇をここで発表!
と行きたいところですが、ちょっと記事が長すぎる。汗
僕はダラダラ長い記事はあまり好きじゃないので分けて書こうと思います。

コメントをくださった方のなかで、ブログではなくアンケートで
初めてご挨拶くださった方、有難うございます
初めまして、ブログをご覧になってくださって嬉しく思います
これからもどうぞよろしくお願いいたします

それとコメントを入れてくださった方の中でも割と多くの方が
品種名は入れないでブランド、系統のみのお答えでした
その気持ちもよく解ります、コメントを入れて参加してくださっただけで嬉しく思います
ちなみにズルいと言われてしまいますが、僕も同じ仲間です(笑)
まだ多くの薔薇との付き合いが短く、コメントを残すのなら数品種・・・
う~~~~~~~ん・・・と考えてみましたがもう数年考えたいです。大汗


では次の記事では薔薇の栽培者の方に多くの感動と影響を与えたバラを紹介して行きたいと思います




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by tukiiro2613 | 2015-03-15 08:49 | 雑記
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