フランシス デュブリュイ 1894年 フランス T
連続開花性が良く、コンパクトながらも樹勢も良いバラ。
芳香の有る赤バラは病気になりやすい印象があるが、このバラも少しうどん粉病が出る。
突飛すべきは濃厚なダマスク香、一輪咲いただけで辺りに撒き散らす濃厚な香り。
パパメイアンの香りに感動し、パパメイアンの香りがバラの香りの基本の香りになってしまった僕は大好きな香りだが、数種類のバラの香りを嗅いだ事の有る人にはきつ過ぎるようにも感じるようだ。
一般的にフルーツ香のバラが一番誰にでも好まれる香りに思う。
このバラの最大の特徴と言えばやはり黒味を帯びたシックな花色だろう。
しかし、赤い薔薇はカメラで本来の色をとらえるのには困難を強いられる、殊更黒味を帯びたバラの色はカメラで実際の色を出すのが難しく、何度も写真を撮り直した人も多いのではないだろうか。
挿し木のフランシスデュブリュイがまた開花し、まだ花びらは少ないが香りを振りまきながらシックな色合いで咲いていた、今回もあれこれ撮ってみたがなかなか気に入った物は撮れなかった。
自分としては最初と最後の写真がソレらしいと思うが、挿し木のこの花はもう少し紫がかっていた。
赤バラの写真は難しい。