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ジュビリーセレブレーション 黄色味を帯びるバラ

色を帯びる、この言葉がピッタリのバラが多いのがイングリッシュローズだと思う。
退色して色が移り変わるのではなく、咲いた状態で全体の花の色に他の色を纏って咲いている事がイングリッシュローズでは多い。

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ジュビリーセレブレーション ER 2002年
1m強のブッシュローズだが広がりがあるのでブッシュという感じはあまりしない。
完全四季咲き性で房咲きになり耐病性も良いとても見ごたえのあるバラだと思う
香りはフルーツ系の強香で時にティー系の香りがする事がある総合的に素晴らしいバラ。
このバラは一見ピンク色のバラだが花弁の付け根の方に黄色味を帯びている。
房咲きだが大輪なので花が重くうな垂れがちに咲く。

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これは植え付け初年度なので少し花弁の数が少ない。
朝日を浴びた姿が美しい。

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この状態なら分るが花弁の付け根の方から淡く黄色味を帯びている
これは交配親に黄色いバラのゴールデンセレブレーションを使ったことによって得られたものだろう。

黄色とピンクが混ざるととても派手な印象になりそうだが、デヴィッド・オースチンのバラはそんな事は殆ど無いピンクに黄色味を帯びると言う言葉しか思いつかないが、とても絶妙な色合いだと思う。
株に力が付くと大輪のロゼットで房咲きになり黄色味を帯びているのは一見分らない、しかしその黄色味を帯びた花の色は独特でなんとも言えない魅力を放つ。
by tukiiro2613 | 2013-03-25 16:38
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