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ターシャに学ぶ

ターシャ・テューダーと言えば誰もが知っているアメリカはバーモント州の有名なガーデナー、絵本作家でも有名。
ターシャの本名はナターシャでターシャ・テューダーと言うのは筆名であり愛称であった。
2008年に亡くなられたが、57歳から92歳までの間に素晴らしい庭を作り上げ、亡くなった今でもその庭は世界中のガーデナーの憧れである。

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2005年にNHKで放送された彼女の庭とライフスタイルを観た時、凄く衝撃を受けたのを今でも覚えている。
樹木や花々の配置が素晴らしくあくまで自然に植栽されている究極のナチュラルガーデン、緑や花々に囲まれた生活という言葉がピッタリである。

19世紀頃の開拓時代の頃のスローライフを営んでいて近代設備は最小限にし、暖炉や薪オーブンを使い夜は蜜蝋のロウソクで明かりをとるような生活をしていたらしい・・・が
近代設備はやはりありがたいもので離れる事はなかなか出来ない、凄いな~と尊敬しターシャの生活を見て楽しむ事はあっても到底真似のできる事ではないと思った。汗

一日の大半を庭の手入れで過ごし、その傍らで絵本画家・挿絵画家・人形作家として過ごすと言う生活、好きな庭に存分に触れ合い、好きな事を生活の糧にするという事はガーデナーにとっては憧れの生活であるだろう。

彼女の住むアメリカのバーモント州はちょうど僕の住む北海道の気候と似ているらしい
彼女は植物を植える際に環境の違った三箇所にそれぞれその植物を植え、一番生育の良い場所に定植させるらしい
同じ庭の中でも環境は違う、自分の庭の中の環境はそこにしか存在しない、これはとても勉強になった。
でも彼女は30万坪の敷地を所有している・・・僕は精々家一軒分の庭にさらに制約があって全てを庭として使えないので、一番合いそうな場所に植えて生育が上手く行かないようであれば他の場所に植え替える程度である。

僕は彼女の庭はとても好きだが大ファンと言うわけではない、彼女の庭の真似をしたいのではなく・・・と言っても規模が全然違うので無理だけど・・・
その雰囲気、感覚が好きなのである、たとえばモネの絵画、庭の雰囲気が好きだ、と言うような感覚で。

樹木や草花に囲まれた庭の上にバラを主役に置きたいという贅沢な願望がある。
バラは常に主役の花であると思う、主役ばかりを植えても素晴らしいと思うが傍らに咲く違った雰囲気の花やグラス類がとても愛おしく美しく感じる瞬間もあり、広葉樹は爽やかな風を感じさせてくれる、自分は他の植物との調和した姿を見たい。

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これは道路の方の隙間から見た庭

庭の写真もこれまであまり撮ってなかったのでろくな写真が無い上にここから見るようには作ってない、道行く人はここから見るとどう見えるのか撮ってみただけの写真。汗
早咲きのバラしか咲いてない状態なので何所にバラがあるかわからないが、もっとバラが目立つ予定。
この隙間に見えるシュートはイングリッシュヘリテージだが、ここももう少しで隙間が埋まって中が見えなくなる予定・・・って予定ばかりだな。汗 庭作りには時間が掛かる。

バラを植えた当初は植えた場所の配置が気に入らない、花が咲いたら色味がそこに合わない等の理由で植え替えてばかりいたのでその度に根を深く張る事が出来ずに成長を遅らせてしまっていた、ただでさえ生育期間が短いのに。

これからはやっとその場所にも定着して大きくなってくれるだろう、これからが楽しみ。


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by tukiiro2613 | 2013-03-30 17:45 | 雑記 | Comments(7)

光透す花弁2

一昨日開き加減のデュセスドゥブラバンを紹介したが、グレイスもまた三度目の花を咲かせてくれた。

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少し逆光気味だけど普通に見るとこんな感じだ、ディスプレイの設定にも寄るが本来の色を出せていると思う。
どちらも退色が進んで淡い色合いになってきている。

しかし太陽の光を浴びると素晴らしい美しさを放つ。

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バラの見方は人それぞれ、この写真は僕のバラに対しての世界観の一つである。
見方を変えるといつも見ていた物にまた違った魅力がある事に驚く、バラ栽培はそんな事が多くて楽しい。
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by tukiiro2613 | 2013-03-29 15:57 |  グレイス | Comments(2)

うつむき加減の美女-デュセスドゥブラバン-

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うつむき加減の美女、そんな言葉がぴったりの感じで咲くデュセスドゥブラバン
まるで物思いにふけているかのようだ。

挿し木後三度目の花。

咲き始めはちょっと派手なピンクと淡いピンクのグラデーション、咲き終わる頃には退色して淡いピンクになる
香りは全く酸味のない甘~い香りのティー香。
庭植えでは枝を短く切り詰めるため特別にうつむいて咲く感じでは無かったが、挿し木の苗木の花なので枝が細くうつむいて咲いている。

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by tukiiro2613 | 2013-03-27 23:20 |  デュセスドゥブラバン | Comments(4)

小輪のバラ

ブラッシュノアゼット (ノアゼットローズ)作出は1814年か1817年以前と書かれている。
アメリカのバラ。

小輪房前で花径は4センチ程度。

シュラブ(半ツル)で2m程度まで伸びるらしいが、ウチは購入したばかりなので判らない。


四季咲き性で春から秋まで繰り返し咲く

強香と書かれている事が多い。

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花は少し痛んでいるが春の様子。

購入の動悸は耐陰性に優れると書かれていて丁度良い場所を見つけたから。
が、購入してから小さな内から日当たりの良くない場所にいきなり植えると失敗すると良く書かれている事に気付いてしまった。汗
地植えを断念し鉢植えに転向。

小輪のバラは家ではこのバラだけ、僕は7cm~10cm以下くらいの中輪の花の大きさが一番好きだ、宿根草や他の木々との相性もこのくらいの花の大きさがとてもマッチしていると思っているからだ。
宿根草なども好きなので小さな花や一重咲きは草花に担当して貰う事にしている、一重のバラはあまり魅力を感じないのもあるかも・・・

書き方が曖昧なのは購入したばかりと言うのもあるが、育てた印象は
春と秋の花は見ごたえがある

春の花は特に美しい、透明感があるソフトピンクの花弁で蕾と開いた花弁とのグラデーションが美しい、小さいながらに優雅な咲き方をする。
連続開花性は良いと思う、しかし夏の花はいわゆるポンポン咲きで小さく三センチ程度、透明感も無くなる
でもこの辺は夏花は同じような事が他の品種でも多々起こるので問題ではないだろう。

樹勢は元気に伸びるが思ったほど強くない例えばニュードーンのようにいきなり日陰に植えてもどんどん伸びてくれるような事は無い(家だけかもしれないそもそもClではないけど)、四季咲き性が良いのも樹勢を抑える要因だろう、この辺が半日陰に入れて失敗する原因かもしれない。

少しうどん粉を発病するが気にする程弱くはない。

香りは強香と書かれている事が多いが、中香とも微香とも書かれている。
実際に香りを嗅いだ時『ングッ!?』と思った・・・バラの香りとは思えないなにか不思議な匂いが・・・

ただまだ育てたばかりなので今後の観察で印象はガラリと変わる可能性は大だ、もう少し様子を見守りたい品種。
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by tukiiro2613 | 2013-03-26 17:45 |  ブラッシュノアゼット | Comments(2)

ジュビリーセレブレーション 黄色味を帯びるバラ

色を帯びる、この言葉がピッタリのバラが多いのがイングリッシュローズだと思う。
退色して色が移り変わるのではなく、咲いた状態で全体の花の色に他の色を纏って咲いている事がイングリッシュローズでは多い。

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ジュビリーセレブレーション ER 2002年
1m強のブッシュローズだが広がりがあるのでブッシュという感じはあまりしない。
完全四季咲き性で房咲きになり耐病性も良いとても見ごたえのあるバラだと思う
香りはフルーツ系の強香で時にティー系の香りがする事がある総合的に素晴らしいバラ。
このバラは一見ピンク色のバラだが花弁の付け根の方に黄色味を帯びている。
房咲きだが大輪なので花が重くうな垂れがちに咲く。

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これは植え付け初年度なので少し花弁の数が少ない。
朝日を浴びた姿が美しい。

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この状態なら分るが花弁の付け根の方から淡く黄色味を帯びている
これは交配親に黄色いバラのゴールデンセレブレーションを使ったことによって得られたものだろう。

黄色とピンクが混ざるととても派手な印象になりそうだが、デヴィッド・オースチンのバラはそんな事は殆ど無いピンクに黄色味を帯びると言う言葉しか思いつかないが、とても絶妙な色合いだと思う。
株に力が付くと大輪のロゼットで房咲きになり黄色味を帯びているのは一見分らない、しかしその黄色味を帯びた花の色は独特でなんとも言えない魅力を放つ。
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by tukiiro2613 | 2013-03-25 16:38 | Comments(2)

ピンクのバラが好き

ピンクが好き、このフレーズは普段言った事がない。
男性の僕が今になってまさかピンクが好き、と恥ずかしげも無く言うようになったのはバラの存在があったからこそである。

そもそも人々がバラの栽培を始めたオールドローズの時代からピンク色のバラは多く、次いで深紅や紫、白色のバラで今でこそ沢山の色が生まれたが交配の過程でピンクのバラが多く生まれる事は自然な事である。

僕はピンク色はバラを最も美しく見せる色であると思う、一口にピンクと言っても淡いピンクから濃いローズピンク、グラデーション、アプリコットを帯びるものからライラック色を帯びるものまでそのバリエーションの多さはバラ好きを飽きさせる事はない。

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秋に色濃く咲いた ナエマ(delbard)1998

淡いピンクのとても魅力的なバラ、ツルとして売っているが咲くまでに50枚程度の葉が必要と書かれているのを見たことがある、ステム(花茎)が非常に長いということ、そのため遅咲きでツルとして思い通りの咲かせ方をするのが結構難しいバラだと思う。
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by tukiiro2613 | 2013-03-24 17:27 | 雑記 | Comments(2)

黄色いバラ

黄色いバラは一本しか持っていない。
何故なら個人的な感覚だが黄色いバラを合わせる場所がないから。
草花も黄色、オレンジはなるべく同じ場所に配置している、どうしてもピンク赤系の花が多い中に一緒に植えると浮いた存在、と言うか目立ちすぎて黄色いバラが主役になってしまうのが気になってしまう。
でも実は黄色いバラは好きだ。

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唯一家にある黄色いバラ、グラハム・トーマスER
黄色い草花の裏側に植えてある為にろくな写真もない・・・

場所さえ有れば他の黄色の品種も植えたい、ゴールデンセレブレーションとかシャルロットとか・・・どちらかと言うとレモンイエローよりも山吹色寄りのさりげない色合いの黄色いバラが好きだ。
山吹色のバラはイングリッシュローズ以外ではあまり見ないような気がする。
でも場所を確保出来ないので出来るだけ黄色いバラの品種探しはしないようにしている、黄色いバラの品種の数は多くないしそんなに知らない。
でももう一本くらいは欲しいような・・・白系やアプリコット系の同系色のバラのゾーンがあってもいいなぁ。
いやもう植えられない。汗
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by tukiiro2613 | 2013-03-23 15:50 | 雑記 | Comments(2)

光透す花弁-grace-

グレイスが退色してもうそろそろ散りそうだ、しつこいけど綺麗なので紹介

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光透す花弁、僕はこの光と花弁の絶妙な関係が好きだ。
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本当ダリアのようだ。


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まるで羽を広げて飛び立つかのようだ。
イングリッシュローズやオールドローズにはこのような繊細な花弁のバラが多い。



 イングリッシュローズ Grace 作出2001年
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by tukiiro2613 | 2013-03-22 17:24 |  グレイス | Comments(2)

今年の苗。

今年予約で購入した苗は三種。
前はもっと頼んでいたが、そろそろ配置換えをしないと植えられない状況になってきたので控えめだ。

今回頼んだのは

ソフィーズパーペチュアル (Ch)
チャイナ系のオールドローズ
作出は1905年以前と1928年以前と分かれて書かれており、実際の所は良くわからないがオールドにしては新しい薔薇と言える。
ブッシュともシュラブとも書かれているが、シュラブの方が正しい気がする。
覆輪咲きや色が混じり合う咲き方、絞り咲きの花があまり好みでは無い自分には珍しいチョイスの薔薇。
なんとも言えない覆輪というのかグラデーションに期待したい。

この薔薇の情報ははっきりしない、情報はあっても生育旺盛と書かれているかと思ったら全然伸びないと書かれていたり大輪と書かれているかと思えば小さめの中輪と書かれていたり・・・
はっきりしているのは四季咲き性が良い事と、変わった甘い香りの強香、うどん粉にはあまり強くない事が共通して書かれている。

他は本当育ててみないと判らない薔薇だが楽しめそうな気がする薔薇だ。




ロードリーオベロン(S)
ERだがERから外されたとも言われている不思議な薔薇
1982年作出でERとしては古いほうだが、その当時の品種に多かった優しい雰囲気を持った薔薇だと思う。
白に近いピンクでなんとも言えない繊細な感じがする・・・ように見えた、育ててないので予想。
普通には売ってないが在庫を沢山取り扱っている所では購入する事ができる、北海道の業者さんで普通に売っていたのでそこで購入。


最後が
ER最新品種の

ロイヤルジュビリー(S)

最新品種は果物の初物のような高値で売られているので購入した事は無かったが、こういう色の薔薇を植えたい場所が丁度あってドンピシャだったので購入を決意。


僕はこのようなディープカップ咲きのバラが特に好きだ、咲ききらず反り返らない花弁が。
ネットの僅かな掲載画像を見るとカタログより少し色が薄いが濃いピンクでポイントになりそうだ。

※画像はDavid Austin Rosesの物ですhttp://www.davidaustinroses.com/japan/Advanced.asp?PageId=1988

なにより最新品種であるため情報に乏しいが、最近のイングリッシュローズはどんどん薔薇としての性質が高まっているので心配は無いだろう。

届くのは四月だが、今年は雪が多いのでどうなる事か・・・
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by tukiiro2613 | 2013-03-21 17:45 | 雑記 | Comments(0)

開ききると美しいバラ

普通バラは蕾から開き加減の時が一番美しいと僕は思う。

が、このバラは違う。

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グレイス Grace (ER)
これは室内栽培の挿し木の花。
定着後三ヶ月以上経って二回目の花を咲かせた。
伸びる枝には必ず蕾をつける完全四季咲き性で、耐病性も申し分ない。

四季咲き性の強いバラに有りがちだが、樹高はそれ程大きくならない
イングリッシュローズでは中輪の部類だが、オールドローズで言うところの大輪くらいの大きさだろうと思う。
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このバラの素晴らしい所は、バラには珍しい花弁が開ききった姿が美しいこと。
多くのバラは開ききった姿はあまり綺麗では無い事が多い・・・と僕は思う。



まるでダリアのような咲き方をする、開き方は独特だ。
デヴィッド・オースチンがオールドローズやイングリッシュローズは薄い花弁が何層にも重なり合っているので、太陽の光を浴びた時に圧倒的な美しさを放つと言っているが、それはまさにこの事かと実感させてくれる。
写真は窓辺なので逆光だが、この状態が光を透して特に美しい。


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花弁はそれこそダリアのように一枚一枚尖っている
この花は一番花のような完全な花ではないがそれでも十分に美しい。

だが残念な事に欠点もある、それは僕にとっての欠点だが
まずこのバラは香りが薄い、マスカットを含むティー香らしいが・・・香った事がない。ガク

あと残念なのは咲ききった姿が極上に美しいのに、開ききるまでが全然魅力を感じない・・・記録すら撮ってない。汗
開ききった花は淡いアプリコットに少しピンクを帯びるのに対して、蕾から開き加減は濃いめのオレンジに近いアプリコットで透明感無く咲いてくれる。

一番最初に花を見たときに購入した事を少し後悔したくらいだ
しかし花弁が開くにつれてすぐにその後悔は吹き飛んだ。
写真のような、いやもっと素晴らしい咲き方で思い描いていた通りの美しい花を見せてくれた、光の中で輝きながら。

グレイス(grace)
graceとは優美,優雅,気品,しとやかさと言う意味。
まさにグレイスは優美なバラだ。
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by tukiiro2613 | 2013-03-20 23:55 |  グレイス | Comments(4)