カテゴリ: ストロベリーヒル( 2 )

Strawberry Hill 2014(ストロベリーヒル)


Strowberry Hill 作出2006年 ER
比較的新しいシュラブの薔薇

先にお伝えしていたジュビリーセレブレーションやモーティマーサックラーと開花期が同時期の品種。


下の写真のストロベリーヒルはまだ朝日が昇る前に撮影したもの
本品種とはちょっと違った印象だが、とても良い表情だと思う
この表情、表現は薔薇にしか出来ないと僕は思っている、薔薇は常に主役の植物だと思わせられた一枚
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ストロベリーヒルの植栽位置は画面中央のオレンジ色の薔薇
レディオブシャーロットの後方に妖怪ポストのような小屋が見えるが一応餌台のポールの下に植栽してある
よく伸びると情報が有ったのでシュラブの性質を生かして長く伸ばして育てる事にした
(ちなみにストロベリーヒルは若干遅咲きだが、写真は早咲き種が咲いている頃、庭の手前は早咲き種が多く奥は遅咲き種が多い)
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ストロベリーヒルの開花が始まった頃、咲き始めの花色はサーモンピンクでオレンジが濃く出る時もある
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非常に艶の有る照り葉だが厚みはなく、葉の大きさ形、葉色といい印象の良い葉だ。
開き始めは必ずと言って良い程サーモンピンクだが開くとピンク色になる
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淡いライラックピンクのカンパニュラ・ラクティフローラがすぐ横に植栽してある
ラクティフローラは高性の宿根草で1.2m~有るのでブッシュローズの後方の薔薇とも合わせやすい。

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ストロベリーヒルは実生×実生の交配で生まれた薔薇
ERではあまり見ないウェーブのかかった花弁が特徴的だ
中輪だが開くとかなり大きな花になり、大輪種に迫る大きさだ

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冒頭で掲載した画像、冒頭のはトリミングしたもの
ストロベリーヒルは迎えた当初実際にストロベリーの丘が有るのかと思っていたが、そんなメルヘンチックな名ではなく
実際にはホレス・ウォルポール氏によって18世紀半ばに建てられたゴシック様式の邸宅にちなんで付けられた名らしい。

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サーモンピンクから退色が進み、花色は更に淡くなる
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最初に開花した花が終わり次の蕾が開いてくるとサーモンピンクがかなり強く出て咲いた
ちなみに手前の白っぽいカンパニュラ・ラクティフローラの後ろにはチコリが
そして奥のまだ開花前のラクティフローラは淡い青紫で
その後ろ、ヤマボウシの下にはクジャクソウ(ピンク)が植栽してある
ラクティフローラは共に花が終わるとある程度光合成できるくらいに短く切り取り
後ろの宿根草に日を当てるのと同時に花を見られるようにしている。
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少しオレンジに近く見える
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ストロベリーヒルはレモンの香りにミルラの香りが乗る強香だが
レモンを感じる前にミルラがかなり強く香る、ミルラ香の強い薔薇
我が家で言うセプタードアイル、ジェントルハーマイオニー、アンブリッジローズ、フェアビアンカに並ぶミルラ香が強く香る品種である
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小さく花弁数が少ない一輪だが、色の出方が面白い
サーモンピンクとピンク色が半分ずつ出ている
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庭の奥から写した一枚
右側の白い小花に見えるカンパニュラ・ラクティフローラのすぐ後ろの淡いピンクに見えるのがストロベリーヒル
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サーモンピンクが消えてピンク色になる花は大きくゴージャスになってきた
株は三年目だが見ての通り植栽場所はあまり日当たりが良くない
樹勢の良い品種なようだが、まあまあな成長を見せている
それでも年々成長は感じており、昨年とは比べ物にならない良い開花を見せ庭の景観作りに貢献してくれた
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直射日光下で写した写真
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花の寿命は数日だがひと枝に付ける蕾は割と多く、代わる代わる咲いている
咲き始めの色と開いた色との違いが面白い

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耐病性が良く病気で困った事は特にない(薬剤散布有り)

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花弁数はそれ程多くないが開くとボタンアイになる事もある
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開き始めの花色意外はとてもナチュラルな印象の薔薇で景観によく溶け込む
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独特のウェーブがかかった花弁と淡い色合いでフワフワした柔らかい印象を受ける
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ストロベリーヒルの近くに植栽してあるカンパニュラ・ラクティフローラだが
少し奥に淡い青紫のカンパニュラ・ラクティフローラも植栽している、紫の花色の方が先に迎えている
植栽場所なのか色彩が違うと強さが違うのか、淡いピンク色のラクティフローラの方がずっと成長が良い

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ストロベリーヒルが見頃になると、先日お伝えしたジュビリーセレブレーションも見頃を迎えている
残念ながらここからはモーティマーサックラーは見えないがほぼ満開
そしてストロベリーヒルの向かいには赤紫のマダムイサークペレールが咲いている

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更に花色が淡くなりそろそろ終わり頃、完全に開くとシベを少し覗かせる

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この頃は透明感のあり非常に美しい花を咲かせている。

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ストロベリーヒルが終わる頃、この写真で見えている薔薇の花はほぼ全て終了となる

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最後の花、カンパニュラ・ラクティフローラとは最初から最後まで一緒に咲いていた
ストロベリーヒルの終わり頃を見計らってかそろそろラクティフローラも終わりなようだ
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ストロベリーヒルは思っていた程の樹勢を見せてはくれてないが、年々良くなってきているので
来年は更に良い景観を見せてくれると思っている、樹勢がもっとつけばこの花の評価は更に変わってゆくと思っている
景観に溶け込みやすく耐病性が良いので使いやすい薔薇であるだろう
ちなみにカンパニュラ・ラクティフローラは地質を選ばず強健で二年目からは素晴しい開花を見せてくれるので
ある程度高さの有る物と合わせる宿根草としてかなりオススメ。






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by tukiiro2613 | 2014-11-30 22:01 |  ストロベリーヒル

ストロベリーヒル

ストロベリー ヒル Strawberry Hill
作出  2006年 ER シュラブ

この品種は予約苗で昨年春早くに迎えるはずだった、しかし違う品種を送られてしまい仕方なしにホームセンターで角鉢の苗を見つけて購入した苗、二年目だ。
間違えて送られてきたのはジェントルハーマイオニー、元々ハーマイオニーは所有していたので開花してすぐに品種違いだと判った。
いや葉の状態からちょっとおかしいなとは思っていた、ストロベリーヒルは照り葉なはずなのに、伸びている葉はマットで艶がない。汗

品種違いが判ったが特に領収書も取っておかなかった事と、品種違いを証明するやり取りが面倒だったしそういう事も有るだろうとわりと諦めた気持ちでホームセンターに立ち寄った時、たまたまストロベリーヒルを見つけ鉢苗を購入してしまったのだが
植える場所を考え育つ姿を想像して購入した苗、一番花の開花までウキウキして待ちわびた苗の咲いた花が違った切なさ、どうも腑に落ちないので品種が違ったことだけでも伝えておこうと販売店へメールをする事にした。
品種違いで残念だった旨を伝えるメールをしたところ、店舗側でも開花が始まっていたようで向こうで品種を確認してくれた、するとなんと向こうで残っているストロベリーヒルの苗も全てジェントルハーマイオニーだったらしい。汗
なんでも好きな苗を送りますと申し出てくれたのだけれど、ストロベリーヒルはもう購入してしまったし・・・
そう言われると欲しい苗が思いつかない、その頃は品種を迎えて満足してたので欲しい苗がなかったのだ。汗
考えた末、どの品種でも良いと言ってたのでその時の最新品種のウォラトンオールドホールを・・・いやいやそれではあまりにえげつない。笑
結局ウォラトンは今でも所有していないが、気になっていたアブラハムダービーを迎える事にした。

ストロベリーヒルはそんな思い出のあるバラである・・・正直要らない思い出だ。笑


ストロベリーヒルは耐病性が非常に高く病気にはさほど困らない、黒点病が蔓延した時は下葉だけが侵された記憶がある。

咲いた姿は透明感のあるクリアピンク、開き方がわりとルーズな感じがするが花弁がヒラヒラしていて美しい。
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蕾はアプリコットが入ってサーモンピンクだ、サーモンピンクはあまり好きではないが咲き始めだけなのでさほど気にならない。
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強健で樹勢も強い品種のはずだが、植えた場所が高く伸びるまでは日差しがあまり当たらない、それ故あまり良い成長をしていなかったが、今年やっと日がちゃんと当たる所まで伸びてくれた、来年度からはもっと期待できるだろう。
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香りはレモンの香りが入ったミルラ香の強香なようだが、すぐに香りを確認出来る場所では無いので意外に香りの印象は薄い。
このバラはこれから期待だ。
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by tukiiro2613 | 2013-09-08 09:07 |  ストロベリーヒル