カテゴリ: ジェネラスガーデナー( 4 )

強健で美しく儚い The Generous Gardener 2014

 The Generous Gardener ザ・ジェネラスガーデナー
2002年作出のER
前回フォールスタッフを紹介したので今回は対になっている薔薇、ジェネラスガーデナーの紹介をしたいと思う

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非常に柔らかな花弁を持ったバラである

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暗緑色の照葉を持ち耐病性に優れる、しかし完璧な耐病性を持っている訳ではなく
黒点病には強いが周りに強いうどんこ病が有ると移ることがある

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色合いは淡く、白にピンクの絵の具を垂らしたような柔らかなグラデーションの蕾

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香り高くムスクとミルラを思わせる香りと記載されているが、ミルラの香りはあまりしない
ムスクの香りもよく判らなかったが非常に良い香りがする
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この薔薇はフォールスタッフよりも少しだけ開花が遅いが概ね一緒に咲いてくれる
花期としては中間咲きの部類で早咲き種、遅咲き種両方と花期が被っている
長雨に打たれた為外側の花弁が傷んでいる、しかし花弁の薄さの割には花弁の傷みは少なかったように思う

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花の形は充実していればロゼット咲きで花弁数が多い
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花弁数が少なめに咲いた花、ロゼットにはならないがこれはこれで綺麗だ

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咲き始めの頃の花はごく淡いピンク~淡いピンク色
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この花はまるでスヴニールドゥラマルメゾンのようだ
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先進んでくると中にアプリコットを含む花が出現してくる


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とにかく柔らかく美しい花を咲かせる

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尖っている花

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さらに咲き進んでいくとクリーム色の花が出現する
開くまでは淡いピンク、開くとクリームから白のグラデーションのようになる

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変わった色合いで咲く花

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アーチの下の方から咲いていた、写真はアーチ上部の咲き始め
一緒に写っているのはフォールスタッフ

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花付きは非常に良く、中大輪(10センチ前後)の花が5~10輪程度の房になる
しかし房になるのは蕾だけで開花するのは順に少しずつだ

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アーチ上部も紹介してきたような色合いの移ろいを見せて咲く
この頃には手前側のフォールスタッフの花が終わってしまったのがなんとも切ない、
来年はもう少し誘引を考えねば

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花は美しく香り高く非常に魅力的だ

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植え付け後三年目を迎えたザ・ジェネラスガーデナーは持ち前の強健さでよく伸び
沢山の蕾を上げてくれたので満開を夢見ていた


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しかしここで残念なお知らせ
この薔薇、イングリッシュヘリテージ並に花の命が短い。涙

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もう少しで花で埋め尽くした写真が撮れるかも!
と思ったら気候が不安定で風が吹き荒れ、元々花の命は短いのにかろうじて保っていた花は一気に吹き飛ばされ・・・
あぁ花弁が下に落ちて凄いことに・・
でもそれすらあっという間に何処かに飛ばされて行ってしまわれた。涙

という結果に終わったので下の写真くらいが限界、来年度は気候が落ち着いてくれるといいけど

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最後の方に咲いた花は花の形が特徴的でカップが浅め

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最後の最後の花はほぼ真っ白に咲いていた
三年目を迎えたジェネラスガーデナーは株が充実し、枝の配置にも申し分ないくらいのツルが伸びた
一応大型のシュラブで自然樹形でも行けるらしいがつるバラとして扱いのが正解だろう
毎年休むことなくビュンビュンシュートを上げるし、長さもアーチにちょうど良く伸びすぎて困ることも北海道ではあまり無いだろう

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しかし返り咲き種で四季咲き性はあまり高くない、これまで夏の間も少しだけ返り咲いているが秋の花も少ない
手引書では最初から咲かせずに秋にローズヒップを楽しむのも良いと有る
しかし秋の花は格別に美しく濃厚に香るので僕は出来るなら楽しみたいと思っている
株は充実したので来年は安定した天候を祈るのみである

最後になってしまったがやはり画像の枚数が多すぎ。大汗
絞りたかったが絞れなかったので没写真以外は全て紹介してしまった、最後までお付き合い頂いて有難うございました

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by tukiiro2613 | 2014-08-28 21:07 |  ジェネラスガーデナー

ザ ジェネラス ガーデナー 未公開写真とその後

引き続き一番花の未公開写真、今日はザ ジェネラス ガーデナー
強健なつる扱いのシュラブローズである
基本的にイングリッシュローズはモダンシュラブなので、ランブラー以外は自然樹形でも育てる事が出来る事になっている。

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蕾から開き始める頃まではピンク色をしている。
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少しずつ開く過程で色が淡くなっていく
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そして淡いアプリコットピンクに
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暗緑色の照り葉を持ち、耐病性にも優れる、しかし少しだけうどん粉病がチラつく事がある
しかしそれに負けることは無い。
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この繊細な花とは対照的にイングリッシュローズの中でもかなり強い樹勢を持つ逞しい品種
日当たりだけは良い場所だが僕の所有しているイングリッシュローズの中では一番樹勢が良いと思う。

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ザジェネラスガーデナーの花は僕の所有するERには珍しくふんわりヒラヒラしている
香りも良く、ある程度強く香る
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このアーチの右側の全体を写そうとすると余計なものが写るので紹介できないが
一番花の花付きは良く、ひと枝に10輪程度の蕾が付いていた
夏までにポツポツ咲き、秋は殆ど咲かないので一季咲きと思って育てれば気にならない
でも秋に咲いた花はとても美しく香り高いので僕は咲かせたいと思ってしまう。
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板の写真を見てわかるように蕾から開き始めはピンクだが、開く過程で
アプリコットピンクのようになりその後外側の花弁が淡いピンクで中心がクリーム色になる
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そして多くの花は白く退色して終わる
この変化はとても早く一番花の一輪一輪の寿命は長くない。
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さて植え付け二年目のアーチに誘引してある昨年のザジェネラスガーデナーの成長は
一昨年は持ち前の強い樹勢でアーチの上部まで到達したが、若いシュートだったため
春までに凍害でシュートは駄目になってしまったが、もちろん昨年はアーチ右半分をしっかりと埋めるだけ枝を伸ばしてくれた
しかしアーチの上部は雪の上に出てしまう為、伸びた枝に凍害が出るかどうかは春にならないと判らない
次のシーズンにどんな風に花を咲かせられるか楽しみな品種だ。


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by tukiiro2613 | 2014-02-02 09:00 |  ジェネラスガーデナー

秋に美しく咲く。

ジェネラスガーデナーが秋に美しく咲いた。
このバラは秋にはあまり咲かない、でもポツリポツリ蕾を付けた花が何とも美しく咲く。
しかも春よりもずっとしっとりとしていて美しい花を咲かせる。

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蕾から開く過程でピンク色が段々と淡くなり
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開くとピンク、クリーム、白のグラデーションになり強く香る。
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何とも言えない複雑な色合いで咲く秋のジェネラスガーデナーはとても美しい。
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by tukiiro2613 | 2013-10-05 10:42 |  ジェネラスガーデナー

強健さと儚さ ザ・ジェネラス ガーデナー

ザ・ジェネラスガーデナー The Generous Gardener
作出  2002年 ER

とても強健なツル薔薇である。
その強健さから日当りは有るが壁際の元々植栽土の無かったスペースに土を入れ、庭の中だが庭とは孤立した場所に植え込んだ。
ジェネラスガーデナーはアーチを飾ってくれているが、ウィリアムモリスとフォールスタッフは二本一緒だがどちらも周りの土が広い、ジェネラスガーデナーの植栽土は狭いが持ち前の強健さを発揮して伸びる伸びる。
このバラも昨年だけでアーチの上まで到達した、もちろん縦に長く伸ばしたのではなくアーチに枝を配しながらである。
どのバラも秋ころながく伸びたシュートは凍害で枯れてしまったが、それでも十分な伸び方をしてくれた。

透けるような淡いピンク色の蕾から始まる。
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刺はきつく、逞しく伸びる反面花弁はとても繊細である。
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枝には独特の赤味を帯びる。
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咲き進むに連れて淡いピンク色がさらに淡くなっていく。
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そして外側が淡いピンク、内側がクリーム色になる。

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花弁の数が花によって違い、ロゼット咲きの物もあればカップからオープンカップになる物もある。
強健な樹勢に反して花は非常に繊細で儚げな美しさを持っている。


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葉は暗緑色で淡い色の花とのコントラストが美しい。
香りはフルーツ香にミルラ香がほんのりする感じがした、カタログでは確かミルラとローズとムスクが混ざった香りだったはずだがそこまでは嗅ぎ分けられなかった。汗
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ただ残念なのは花弁の枚数が少なくカップ咲きになった花は昼間には平咲きになってしまう事、返り咲き性があまり良くない点である。


最後は白に近いクリーム色になり散っていく、花持ちはあまり良い方ではなく良くて二~三日程度だと思う
花弁の多い花の方が花持ちが良い
イングリッシュヘリテージよりは少し長いかなってくらいである。
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強健で花付きがよく、香りの良い薔薇、ある程度の過酷な条件でもなんなく成長してくれるおすすめのツル薔薇である。
今年はしっかりアーチを覆ってくれるだろう。
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by tukiiro2613 | 2013-07-14 14:13 |  ジェネラスガーデナー