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グラハムと赤い葉の薔薇





今年は暖かい
このセリフを何度書いただろうか、とにかく年が明けてからずっと暖かい年だ
今現在も6月並みの気温が続いている
暖地ではどんどん開花が進んでいるようだが、僕はひっそりと秋の開花を紹介している(笑)

とりあえず今の庭の薔薇の様子
暖かさに任せて植物たちはどんどん活動している
写真は今のブラザーカドフィールER
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昨年の春に紹介してなくて後悔した品種だ
新葉の頃の葉が暫く赤い品種だ
葉のみならず厳しい寒さを越えてきたせいか枝もワインレッドに色ついている
モダンローズは新葉の先が紫色になる事が多いが、ブラザーカドフィールは開いても暫くは全ての葉が色付いている
今年は妙に暖かいせいか赤よりも橙色に色ついている
昨年の芽出しの時期は平年並で今年よりもずっと寒かったのでもっと葉が赤く美しかった
他にもデュセスドゥブラバンの新葉の色も美しいと思っていたが、やはりブラザーカドフィールが色では一番美しい

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ルージュピエールの新葉、通常モダンローズに多い新葉の色の付き方だ
実は早いものは蕾が出来始めている
何!?今年は早すぎるのではないか!と思って昨年の記事を見直してみたが
5月5日に蕾の報告をしていた(笑)本当記憶なんか当てにならない、いやそれは自分自身の問題か?(汗)
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昨年ボンクラだったバロン男爵、株は大きいのに少ししか花を咲かせなかった
まだ極小の蕾なので判らないが、見たところ万遍なく蕾が付いているように見える
ORの新葉から既にライトグリーンの葉もまた美しい

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で、今年の問題はこの薔薇
毎年何だかんだ有るものだ・・・
先日お伝えしたマダムイサーク
どうしたものか、新葉が萎縮している
芽出しは皆一斉だったので気がつかなかったが、その後この薔薇だけ成長が遅れている事に気がついた
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昨年までとても元気でなんの問題もない品種のはずだったが、全体に葉がこんな感じだ
無事に越冬して枝を多く残せた事を嬉しく思っていたがこの有様、期待し過ぎてプレッシャーに弱かったとか?(汗)
施肥は少なめだし特に変わった管理をしてないので全く理由が判らない
地面よりも上にはキャンカーなどの問題は見当たらないので、根に問題を抱えたのだろうと思っている
もしかしたらネキリムシが大量発生しているとか、通常地植えではネキリムシは居てもそれ程問題にはならないが
大量発生すると猛烈に弱る事が有る、昔薔薇以外の植物で経験した事が有る
まあそれ以外は癌・・いやそれは考えないでおこう。

毎日何度も何度もこのバラを見ている、やれるだけの事はやってみている
それもあまり構い過ぎると逆効果になってしまうので程々に
今日は太い枝を握ってみた、自分のパワーが送られれば良いのに、なんて考えながら
本当に僕がヨボヨボになってしまったら笑えるが・・・いや笑えない(汗)
後は時が解決してくれるだろう、この待つ時間がとても長く感じるのだが・・・



では昨年2014年秋のグラハム・トーマスの紹介
ちなみに昨年は秋までに柔かい枝を残さず充実した枝を残すために元肥以降は無施肥
ツルやシュラブのみならず全ての薔薇を実験的に無施肥にした
結果やはり花は少ないが一定の効果は得られたと思っている
ちなみに今年は追肥有りで行く予定

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秋、それなりに花を付けたグラハムトーマス
色が濃くなる感じは特にしないが、春同様にとても美しい山吹色から始まる美しい花を咲かせている
ちなみに手前に見える小さな花は宿根アスター(原種系)

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我が家にはこのグラハム・トーマス以外に黄色の薔薇は無い
実は以前黄色やオレンジ色の薔薇は苦手だったがERの黄色やオレンジ色の薔薇は嫌味が無く非常に美しく
特にオレンジ色の薔薇レディエマハミルトンやレディオブシャーロットの美しさには驚いた
黄色も一本は取り入れたいと思って迎えたのがこのグラハムトーマスだった
北海道と言う土地のせいか今のところツルとして扱うにはちょっと難しい感じだが
今現在は大きめのシュラブとして木に添わせながら使っている

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朝日を浴びるグラハム
この頃は朝日でも夕日のように色付く

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宿根アスターは真下ではなく横に植えてある
このタイプはランナーを伸ばして這って増えるので株元には生えないようにしている
実はこのアスターは高性で1mくらいある、グラハムの背が伸びたので下の方の花としか上手くコラボ出来なくなってしまった

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非常に美しい花だ
条件が良ければ純粋なティー香、茶葉の香りがする

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ガーデンローズとして一本だけ迎える黄色い薔薇として考えるのなら
ある程度の背丈が欲しかった事と、中輪のこのグラハムを迎えて正解だったと今となって思う
しかしゴールデンセレブレーションやシャーロットオースチンなどなどERには魅力高い黄系の薔薇が多数ある
場所さえ許せば色々植えてみたいのだが・・・

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開花はゆっくりで咲いては散り、次の花が咲くという感じなのでさらに花数が少なく見える
グラハムは夏剪定が有効な品種と見た、そのままでもよく咲く品種もあるが
所有している中でグラハム、ウィリアムモリス・セプタードアイルなどは夏剪定により秋の花が増えるようだ
ただどの薔薇も今のところ成長を優先しているので、昨年は伸ばせるだけ伸ばしていた
よってこのパラパラな花付きだが、今年辺りからそれも取り入れて行けそうな気がしている

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開花前半は花弁の縁が丸くスっとしていたが、後半になると花弁の淵がギザギザになっている

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この開花後半の写真を見ると美しいがどうもグラハムと違うバラのように感じる(笑)

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昨年秋のバラの写真を記事を紹介するにあたって見直してみると
自分が思っている程病気には侵されてないようだ(笑)
むしろ下葉はハダニでかなり落としている

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秋には宿根アスターとコラボしているグラハムだが、春にはバイカウツギとコラボしている
場所的に結構無理させているが、そのせいも有ってグラハムのチョイスだったのだ

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やはり春の開花は花弁が多く元気な感じが伝わってくる

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また秋のグラハム
褪色が進んでくる


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この散る寸前のグラハムも美しい
この透明感をなかなか写真では表現できないのが残念だ

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さて、今年のグラハムは越冬後多少の凍害が出たものの元気に成長している
今年はどんな開花を、そして成長を見せてくれるか楽しみにしている。

さて、皆さんGWはいかがお過ごしでしょうか?
我が家は異常な人ごみが苦手でGWはDIYしたり近場に出かける程度でだいたいまったりと過ごしています(笑)


残すところあと一つか二つ記事を書けばこのブログは終了です
いつも見てくださっている皆さんよろしくお願いいたします。



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by tukiiro2613 | 2015-05-04 14:54 |  グラハムトーマス
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