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A Shropshire Lad(ア シュロップシャー ラッド)2014


a Shropshire Lad 1996年作出 ER
アシュロップシャーラド
大型のシュラブでツル扱いもできる薔薇、寒冷地ではショートクライマーとして考えるくらいがちょうど良いのかも

そもそも変わった名前の薔薇だが訳すと(a Shropshire Lad)はシュロップシャーの若者と言う意味
シュロップシャーの若者というのはアルフレッドEハウスマンが1896年に出版した詩集のこと


詩集『シュロップシャーの若者』に描き出されるのは、一人の若者の姿ではなく、いわば青春群像です。第一次世界大戦という時代背景のもと、美しい田園地帯に生まれ育った若者の生と死、憂いや苦しみ、恋愛、友情などが歌われていきます。

とあるHPで記載されているのを見かけた
(リンクフリーだったので抜粋して貼り付けました、文字をクリックするとそのサイトに飛びます)
D・A氏が何故詩の題をこの薔薇に付けたのかは解らないがD・A氏もこの詩集に影響を受けた一人なのだろうか

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このバラの特徴を上げると、トゲがとても少なくツルんとした枝に濃いグリーンにツヤツヤの照り葉を持ち
強香で耐病性の高い薔薇、さらに樹勢が良い・・・はずだった。汗




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実のところこの薔薇は3年目くらいだが、昨年までちっとも調子が出ずどうしようか迷いに迷って
樹木の間にテキトーに植え込んでしまっていた。大汗
と言うのもこのバラを迎えた当時、バラの販売時期ではなかったがとある店舗で見つけた
見つけた時は植え替えているかどうなのか判らないが、数年は経過してそうなヨレヨレの株だった
なんだか可哀想になってしまい、たいして安くなっているわけでもないのに前から気になっていたので連れ帰ってしまった。
弱っていても連れ帰って育てれば元気になる、という予定だった、大体はそれが可能だろう。

しかしそれからと言うもの殆ど成長を見せないアシュロップシャーラド。大汗
完全に調子を落としてしまった苗だった・・・
これまでERを栽培して思ったのは、ERの輸入苗は調子を崩すと成長が止まったままダンマリ状態が続く事が有る
この薔薇もその状態に陥ってしまっていたようで、それまでの環境のせいだったのかその状態はとても長かった
購入後二年間小さな株のままだった
これを期に調子の落とした株を可哀想などと思って連れ帰るのは一切辞めることにした。


下の写真は開き始めだが、昨年はこんな感じになったと思ったらあっという間に散ってしまた花が3輪程度だった。涙
写真を撮ったものの紹介する気にもならずお蔵入り、当初植えていた場所をロードリーオベロンに譲り
朝日しか当たらない樹木の間にとりあえず植栽してしまった、その時に癌腫も疑って見てみたが病状は確認できなかった。
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この薔薇はきっとこれからも所有している、というだけになるだろうと思っていたが
今年のアシュロップシャーラドは違った、嬉しいことに今年株に力が付いてきて美しい花を見せてくれたのである

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咲き始めはアプリコットピンク

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咲き進むと淡いピンク色に

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あまり大きく見えないかもしれないが結構な大輪花

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とても良い感じで咲いてくれた2輪、本来の咲き方だろう

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昨年までは数輪の開花だったが今年はぐっと花数が増えた
房で咲いたもの

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微妙な色合いで咲いている

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花もちはあまり良くないが咲き始めからは数日は咲いていた、咲いた時期は遅咲きだったが株が本調子ではない事
そして日陰に植えてある事で本来の開花期ではないと思っている。
ERの本にも載っていたが咲き終わりから次の芽出しまで非常に時間がかかる
しかし樹勢が強く強健なバラと有るので通常の苗ならばもっと良い育ち方をするはずである
この薔薇のネットに掲載されている写真には優雅に咲き誇っている写真が多数ある
今思えば良い苗で迎えたかった品種である、来年度からはもっと花が見られると思うので期待している。




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by tukiiro2613 | 2014-10-11 21:24 |  アシュロップシャーラド
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