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ナエマ姫 復活

デルバールのおてんば姫ナエマ、物置の壁に誘引していたが春早くにネズミに根を切られて弱ってしまい鉢上げしたバラ。
掘り上げてみるとその時期雨が多く軒下に植えていたため、水が吸えずに根腐れもしていた。
かなり切り詰め肥料分の無い土に小さめの鉢を使って植え込んだ、がクラウンから出ている幹はそのうちに根腐れで水が上手く吸えないためにキャンカーになってしまった。涙
結局ほぼ全てクラウン近くまで切り詰めた
しかしナエマの生命力は強く株元から新たなシュートを次々と出してくれた。
その後は活力剤を与え、次に液肥やIB肥料のみで栽培していた、夏の間に一回蕾をつけたが摘蕾、やっとこの秋綺麗な花を見ることができた。
考えてみるとただの殆どバークの土に化成肥料だけでも普通に咲くもんなんだなと思った、もちろん樹勢はそれほど良くない。


今回は花弁が少し反り返りアーリーモダンのような花型で咲いてくれた、秋は開くのが遅いので外側の花弁が傷みがちだがこの花の感じはとても好みだ。
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今回から品種名とブログの題名を入れてみた、ブロガーの方々の写真を拝見していると結構文字が入っているのが目に付く、写真に文字を入れることで画が締まり格好良く見える、羨ましくなり急に自分もやりたくなってしまった。笑
暫く入れていたが、これ・・・・・毎回やるの?汗
面倒くさがりの自分、すぐに辛くなってしまった・・・今回入れた物以降は一枚目の写真くらいには入れたいな~と思っている。大汗
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ナエマはゲランの香水の名前を命名したバラだが、そのナエマの元々の由来はアラビアンナイトの双子の姫のマハネとナエマから来ているらしい。
双子の姫がどう違っていたのかはよく知られているが、なぜマハネではなくナエマだったのか。
でもそのナエマの伸び方を知った方はなるほど、と思ってしまうかも知れない、もちろんデルバール社でそんな事まで計算して命名したとは思えないが。笑
ナエマは一応ツル扱いだが、直立性が強く誘引もしくは切り詰めた部分から異常に長いステムを上げる、誘引もなんのそのまったく関係なしの景観を作ってくれる、ブッシュで育てても妙に樹高の高いHTのような感じに育ってしまうおてんば姫なのである。笑
僕はこの辺で好みの評価が分かれているのかな?と思っている。


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花持ちがよいかと言うとそうでもない、交配親のヘリテージよりは良いだろう。
香りはデルバールらしいスッキリとしていて非常に良い香りがする。
この株はこのまま樹勢が回復したらまた育て方を変えて楽しもうと思っている。

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by tukiiro2613 | 2013-10-13 17:19 | ナエマ
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